たりさんぽ

元海外駐在員のサラリーマンの雑記

日本の再配達の問題の件

こんにちは、たりです。

 

今朝、こんな記事を見ました。

 

www.asahi.com

 

 

内容は、日本の宅配問題。佐川急便が、Amazonの宅配から撤退してからヤマトにその分負荷がかかり、業務が回らなくなっている状況。

 

日本のAmazonってすごく便利ですよね。アマゾンプライムに加入していれば、当日に宅配してもらうこともできる。

一方で、Amazonに限らず、宅配便業界の問題として、再配達のコストの問題があります。2015年の資料になりますが、国土交通省の調査した結果では、再配達となった宅配の割合は19.1%と、およそ2割になるそうです。(http://www.mlit.go.jp/common/001102289.pdf

 

2015年時点で、宅配便の取り扱い個数は37億件にものぼっています。2017年度に増加しているのか減少しているのかの記事は見つかりませんでしたが、感覚的に増加しているんじゃないかと思います。

 

シンガポールでもおそらく同様の問題はあるでしょう。ただ、日本にいたときに比べて、大きく違うなと感じるのは再配達があまりないということです。シンガポール国内で僕がよく使っていた大手通販のRedmartでは、配達の際に、客側が「玄関の前に置いておいてよい」という選択をできるようになっています。

よく買っていたのは、水とか洗濯洗剤とか、生ものじゃないものだったので、玄関の前に放置しておいてもらえばいいわけです。

これができるのはセキュリティーのしっかりしている集合住宅だけなのかもしれませんが、僕はよく家のドアの前に置いてもらっていました。家に帰って来たら玄関に置いてあるのですから、自分としてもとても楽でした。

 

もう一つが、宅配便を受け取れなかった場合に、Singapore Post(日本の日本郵便的な)の店舗に取りに行くか、街中に設置されているコインロッカーのような、場所に取りに行く必要があります。この場合、基本的に再配達は選択肢にありません。

 

日本でも再配達の問題について、いろいろな方法を考えているようですが、僕が思うのは、行政でも、一つの企業でもいいんですけど、お客さんの情報を一元化できたらいいんじゃないかなと思います。

 

Amazonではコンビニ受け取りが簡単にできますけど、楽天はそんなサービスなかったりします。

例えば、僕の情報として、「宅配便を受け取れなかったときは必ず最寄りの指定したコンビニで受け取りとする」というのを登録してもらって、全ての通販で利用して欲しいです。そのためには宅配業者が顧客データを管理する必要があるのでしょうね。

荷物のサイズによって、一定の制約はあるかと思いますが、基本受け取れなかったら再配達の依頼するよりコンビニに取りに行った方が気が楽という気持ちが僕の中にあるので、そんなことしてもらえないですかね。

 

それではまた次回。