人に期待しない生き方のススメ
こんにちは、たりです。
日頃から考えていることについて。
それは、人生を気持ち良く、心を楽に生きていく上で、「人に期待しない」ということが、割と重要なんじゃないかな、ということです。
本当の意味で期待しないとは
「期待しない」と言われると、なんかネガティブな言葉のように見えます。否定が入っていますし。誰かに「君には期待していないよ」なんて言われると少し悲しい気持ちになりますよね。でもそうじゃないんです。
ここでいう期待しないというのは、本当に初めから期待しないんです。
ネガティブな意味での期待しないというのは、過去の結果や評判から能力がないと思った上で、「出来ないことを期待している」状態のことです。
「どうせ出来ないでしょ」
そんな思いを持っていたら、それは期待しているのと一緒です。やる前からいい方向にも悪い方向にも、結果を決めつけてしまうことがよくないことなんです。
何か作業を他人に頼んだときに、僕は、「この人ならこれくらいやってくれるだろう」といった期待は絶対にしません。
うまくいったら次はこうする。うまくいかなかったら次はこうするというように、どちらに転んだ場合でもそれを受け入れて、少しだけ考えておく。結果を受け入れる準備だけしておきます。これだけで、失敗したときに誰かに怒ったりすることがなくなると思うんですよね。
会社には、常に怒鳴っている人がいたりしますが、それって他人に求めすぎているんですよね。自分の期待値と違うとそれを不満に思って相手を攻撃したくなる性質の人がいるんですね。
ポジティブであること
期待しないことと同時に、ポジティブであることが重要です。ある物事について、良い方向に向かったらそれを喜び、もう少しだけうまくいく方法を考える。
悪い方向に向かったら、その事実を受け止め、どうやったら改善できるのか考える。常にいい方向に向かうためにはどうすればいいか考える。
ポジティブであるということは、期待しないことと必ずセットで持っていなくちゃいけないマインドだと思います。
事実と向き合うこと
期待しないということは、事実と素直に向き合うことだと思います。一見、物事が悪い方に向かっているように見えることがあっても、実際にはそうでないかもしれません。
物事がなぜそっちにいってしまったのか、そっちにいってしまった後、どうすればいいのか。何が足りなかったのか。自分の期待と異なったことに怒る前に、一つ一つ事実の確認をしていけば、感情が怒りに占拠されることはありません。
期待しなければ、何にでも良いところが見つかる
例えば、100が上限の成果物に対して、70は出来るだろうと期待してしまうと、出来上がったものが60だったとき、自分の中での相対的な価値が−10になってしまいます。そうなると、良いところが見つかりづらい。60できているのだから、何かしらうまくいっている部分があるはずです。あるいは5しかできていなくて、どう考えても大失敗に見えるものであっても、5出来ていたという事実があります。
期待しないというのは、60は60として捉える。5は5として捉える。それぞれの事実はそれだけなのだから、その事実を受け止める。何がうまくいったのか、何が改善できるのか、それだけ考える。
そういうマインドを持っていれば、人生楽になると思いませんか?
いつも、怒ってしまっている人、期待しすぎていませんか?
少しの考えるきっかけになれば幸いです。
それではまた次回。