キラキラネームは存在する!?海外での赤ちゃんの名前のつけ方
こんにちは。たりです。
日本では近年話題に事欠かない「DQNネーム」「キラキラネーム」ですが、海外では赤ちゃんのネーミングについてどんな考えを持っているのでしょうか。
ということで「singapore baby names」とググってみた結果と感想をまとめたいと思います。
シンガポールで人気の名前
まず出てきたのは、こちらの「Today」というシンガポールに住んでいたらまず知っている無料で新聞を発行している企業のサイト。
2015年8月の記事になるので、2014年で最も人気が高かった名前について書かれています。それによると、人気が高かったが、男の子は「Noah(ノア)」、女の子は「Emma(エマ)」という結果、男の子は、ノアの後に、「Liam(リアム)」、「Mason(メイソン)」、「Jacob(ヤコブ)」、「William(ウィリアム)」と続き、女の子は、「Olivia(オリビア)」、「Sophia(ソフィア)」、「Isabella(イザベラ)」、「Ava(アヴァ)」となっているようです。
それぞれの由来を調べてみました。
男の子の名前
Noah
お察知の通りノアの箱舟のノアで、ヘブライ語起源で「平和」という意味を持っているようです。アメリカでも人気トップ名前だそう。
William & Liam
アイリッシュが起源。LiamはWilliamを短くしたもので、意味は「強い意志を持った戦士」
Mason
ゲルマン起源でフランスでよく使われていた名前。意味は石工で石を加工して芸術品や建物の材料にする職人のこと。職人のような魂を持って欲しいという意味かなと勝手に解釈。
Jacob
意味は「取って代わるもの。」次の世代への繁栄を願うような意味だと思います。
女の子の名前
Emma
ゲルマン起源の言葉で「Universe」つまり世界をあらわる言葉で、古くから人気のある名前だそうです。
Olivia
意味はそのままでオリーブの木。可愛らしいイメージができます。
Sophia
ギリシャ語の「知恵」という意味。智慧の女神の名前だそうです。フランス語ではソフィーとなるらしい。どうでもいいけどハウルの動く城のソフィーってそういう意味だったのか。
Isabella
意味は「神へ誓いを立てた」。派生してエリザベスやエルサも同じ意味。
Ava
調べると二つ意味があって、ラテン語の「鳥のように」というのと、ヘブライ語の「命」という意味があるみたい。
「〇〇 name meaning」とかでググるとそれぞれの由来がどんどん出てきて面白い。それぞれにやっぱり由来とか、古い言葉で意味を持った名前なんだなって。日本の漢字に意味を持たせるのと変わらない感覚なんだなってのを感じました。
一方でDQNネームも存在
こちらの記事によると、やっぱりシンガポールでもDQNネームやキラキラネームは存在しているようです。ちょこっとつまんでみると…
Twinkle Star
Sounds real cute when she is a baby but can you imagine her grand kids calling her Grandma Twinkle Star? Didn't think so.
(意訳)この子が赤ちゃんなら本当に可愛らしく聞こえるけど、この子の孫がおばあちゃんのことを「きらきら星」って言ってるの想像出来る?そうは思えないね。
まさに。日本でも赤ちゃんの名前をつけるときは生まれてから死ぬまでそう呼ばれることを想像してあげることが大事ですよね。
発音できない名前
Names like 'Siobhan' (pronounced 'sher-bonne') and 'Isla' (pronounced 'eye-ler') will never get pronounced correctly in our Asian society.
(意訳)Siobhan(シェーボン)やIsla(アイラ)なんかはアジアでは絶対正しく発音してもらえない。
当て字がむずすぎて読めない名前ありますよね。こっちでもそんな名前をつけてしまう親がいます。
単純にもう変な名前
いくら日本あるいはNARUTOが好きだからって「忍者」はもう…ね。ピカチュウレベルのネーミングもあるということがわかりました。
まとめ
日本であるように、言葉の意味を込めて名前をつける親がいるということと、ちょっと想像力が足りないために子供に将来苦労させてしまう親がいることがわかりました。子供への思いは万国共通なんですね。あと、海外の名前の由来調べるの楽しい。古代の神とかよく使われているみたいでワクワクしますね。
それではまた次回。