たりさんぽ

元海外駐在員のサラリーマンの雑記

シンガポールの地下鉄(MRT)に乗る際に知っておきたいことまとめ

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こんにちは、たりです。

シンガポールの地下鉄はMRT(マス・ラピッド・トランスファー)と呼びます。シンガポールは車が非常に高い分、公共交通機関は非常に安く乗れます。シンガポールの端から端まで、2ドル(160円)くらいで乗れます。何て安さだ!

 

シンガポールのMRTに乗るには、ちょっとだけ気をつけておく必要があるので紹介したいと思います。

 

飲み物は飲んじゃダメ

これは知っている方も多いと思います。法律で定められていることですが、電車の中で飲食をすると罰金500ドルになります。スタバのコーヒーとかを持ち込もうとすると改札の前にセキュリティーの人に注意されて、そもそも改札の中に入ることができません。それくらい厳しいのです。

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あと、ドリアンを持ち込むのも禁止です。ドリアンの匂いって嗅いだことありますか?こっちに来て初めて嗅いだ時は、あまりの匂いにびっくりした思い出があります。

 

時刻表はない

シンガポールのMRTに時刻表はありません。その代わりにスクリーンに「あと何分」とい表示がされます。中心街に近いところなら5分以内には確実に来るので、実際は時刻表がなくても全く問題ありません。乗り換えも5分以内にすぐ来るので行こうと思った時にどこへでもいけます。

なので、混雑していてホームにたくさん人がいる場合は、無理やりきた電車に乗らないで次の電車を待つのがシンガポールでのマナーとなっているようです。シンガポール人、結構入れそうだったり電車が発車しようとして普通に間に合いそうな時でも次の電車を待つ人をよく見かけます。それだけ心に余裕があるってことでしょうか。僕なんかは電車が発車しようというタイミングだったら絶対走ってしまいます。東京にいた時と同じように。全然余裕ないなー

 

車掌はいない

MRTには車掌はいません。自動運転になっています。ので車掌席とかもなくて車両の端まで乗車できるようになっています。こっちに来て衝撃を受けました。日本のように何時何分に確実に到着するという神がかり的な要件がないため、人件費削減になっているのかなと思います。また、ホームは全て飛び降りれないようになっていて、東京のゆりかもめの様に電車が来たら開閉する様になっています。なのでそもそも飛び降り自殺とかもそういう概念がないと思います。日本だと電車が人身事故で止まったら何億という損害が出ると聞きますが、そう言った可能性がほぼないので社会損失的にもいいのかな。

ただし、朝の通勤時間帯には電車が遅延することが良くあります。混雑して乗り降りの際にドアの開閉でちょっとずつロスしていくためでしょうか。僕はあまり被害を被ったことがありませんが、現地スタッフの人たちはしょっちゅう電車遅延につかまっていると聞きます。

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改札内のエスカレーターが早い。

鈍感な僕は、シンガポールに来た当初全く気が付きませんでしたが、友人が遊びに来た時に気がつきました。なんかエスカレーターはやっ!初めてMRTのエスカレーターに乗るときは注意したほうがいいです。よそ見して乗ろうとすると危ないかもしれません。

 

ちなみにこのエスカレーター、関東と同じで早く行きたい人は右側。立って乗る人は左側というルールになっています。関東から遊びに来た人には非常に馴染みやすいかと思います。

 

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優先席はみんな空けている

東京の地下鉄とかに乗るのに比べて、優先席を開けて誰も座らないという光景をよく見る気がします。MRTの優先席はかくブロックの両端に設けられています。日本人なら端っこに座りたいと思うかもしれませんが、(僕は常に端っこを狙っていましたが。)シンガポールではその席は優先席なので、空けておきます。僕はいつも、その優先席のすぐ隣に座っています。優先席に誰もいないので実質端っこと同じと思って。

 

寒い

そうエアコンがめちゃくちゃ効いていて寒い。汗をちょっと書いた状態で乗るとすごく冷えます。デパートとかに入るのもそうですが、慣れていない人は上着を常に持っていた方がいいと思います。MRTとバスの中は体感ではデパートの中よりも寒い気がします。


まとめ

なんとなく雰囲気が伝わったでしょうか?電車内は非常に綺麗で、誰も飲み食いしてないし清潔です。駅の構内も変わった作りの駅とかあってデザイン性に富んでいます。東京のくらい地下鉄よりも全然快適です。

初めての旅行では地下鉄に乗るのにちょっと勇気が必要だったりしますが、その土地の雰囲気が楽しめて、僕は海外旅行に行った際はできるだけ使ってみるようにしています。シンガポールに来た際は是非MRTを使ってみてください。

 

それでは、また次回。