たりさんぽ

元海外駐在員のサラリーマンの雑記

シンガポールの一風堂に行ったらサービスの質に驚いた話

こんにちは、たりです。

本日は一風堂に行ったらサービスに驚いた話。 いつもの通り会社をでて颯爽とこちらの一風堂へ行きました。

sg.openrice.com

 

シンガポールは日本から出店しているラーメン屋がごまんとあります。一風堂もそのひとつ。日本と同じ味を売りにしているお店もあれば、シンガポール人の舌に合うように味を変えているお店もあります。シンガポール人にとっては日本のラーメンは濃すぎるようで、濃厚系を売りにしているお店は苦戦していると聞きます。一風堂は、味はほとんど変わらないと思います。僕からしたら全く同じ。違うところはラーメン以外にも色々日本の丼メニューやおつまみのメニューを揃えていて、これもまたおいしいということ。そしてシンガポール人にも大人気のラーメン屋になっています。今日行った時にも店内に日本人は見かけませんでした。シンガポール人で埋め尽くされていました。早く行かないとすぐに行列になってしまいます。

実際今日も食べ終わった時には店舗の外に20人くらい並んでいました。行列が大好きなシンガポール人とはいえ、どんだけ並んでいるんだ…

 

そして入店

僕が店舗に到着した時にはぎりぎり並ばずに入れました。赤丸ラーメンを注文しお水をもらって時間を過ごします。

が、 いつまでたっても来ない。20分くらい待ったと思いますが来ない。店内を見回すと赤丸のどんぶりがどんどん他の席に運ばれていく。けれども自分のところには来ない。よく見ると女性に先に運んで男性の方があとに出しているように見える。もしかして回転率を上げるために色々工夫しているのかなと勝手に詮索。男性の方が早く食べ終わる可能性が高いし男女の順番を気にして出すのは十分理にかなっている気がするなー。そういうところとか考えているのかなー。とかなんとか考えていてもまだ来ない。思い切って店員さんに確認してみる。するとビックリした後にすぐに確認しに行きました。

 

 

ここから怒涛のサービス

ここからが一風堂のサービスに驚いた部分です。ものの5分くらいですぐに注文の品が到着。店員さんは僕が日本人だと気がついたようで、日本語で「ゴメンナサイ」としきりに謝りっぱなし。全然気にしていないのに複数の店員さんからも謝られる始末。決めつけはお会計。

ミスがあったのでディスカウントしました。」とのこと。

シンガポールの普通のレストランや飲食店では大体10%のサービス料が取られますが、サービス料がまるまるなくなっていました。こちらはただ少し長く待ってただけなのに、なにこの優遇。シンガポールに来て初めての対応にただただびっくりするばかり。 お会計が終わったあとも店員の中でも偉めの人が出てきて「ゴメンナサイ」と最後まで謝ってました。すごいのは、お店は大混雑中の大賑わいの最中にもかかわらずということ。数人のスタッフが自分の手を止めてこちらにお辞儀をしている。一体どうなっているのだこれは。日本以上のサービスがここにありました。しかもサービス代なし。ここは一体どこだ…

 

お店をそそくさと出て改めて今考えています。ミスへの対応の馴れが半端じゃない。1人だけじゃなくて複数人が大混雑の中、ミスがあったお客をケアする。日本人に対して日本語で謝罪する。こういったマニュアルがスタッフに完全に行き渡っているということにただただ驚きました。ちゃんとしたマニュアルがあってそれを全員ができるようにしているオペレーションの仕上がり具合がすごい。あれだけ混雑していたら普通注文の出し忘れくらい発生するだろうし。よくあることで、片付けているお店だらけだというのに。今までなんどもそんなことに出くわして完全に慣れきっているというのに。

 

最後に

でも逆にここまで日本のレベルあるいはそれ以上にサービスの質をあげようとしているから一風堂はシンガポールでも大人気店になっているのかなとも思いました。ちなみに味は申し分無しで普通に美味しかった。当然次回もまた行きます。

 

それではまた次回。

 

一風堂 赤丸新味 博多とんこつ 126g × 3個

一風堂 赤丸新味 博多とんこつ 126g × 3個