信用格付けAAA!発展し続けるシンガポール
こんにちは、たりです。
今日読んだ記事が気になったので、シンガポールの格付けとその関連ワードについて調べてみました。「シンガポールの格付けがビッグスリー3社からAAA(トリプルエー)とされている。どうしてこうなれたか」というこちらの記事。
Three credit rating agenciesってなんのこと?
ググってみたらすぐ出てきました。さすがWikipedia
Big Three (credit rating agencies) - Wikipedia, the free encyclopedia
The Big Three credit rating agencies are Standard & Poor's (S&P), Moody's, and Fitch Group. S&P and Moody's are based in the US, while Fitch is dual-headquartered in New York City and London, and is controlled by the France-based FIMALAC. As of 2013 they hold a collective global market share of "roughly 95 percent"[1] with Moody's and Standard & Poor's having approximately 40% each, and Fitch around 15%.
つまるところ、世界の格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)とムーディーズ(Moody's)とフィッチブループ(Fitch Group)のことのようです。これら3社の格付け業界でのシェアが合計で95%ほどになることからビッグ3と言われいているようです。S&Pやムーディーズは日本にいた時から聞いたことあった名前ですが、フィッチというのは知りませんでした。
ところで格付け会社って何しているの?というと、
格付会社(かくづけがいしゃ 英:rating firm)とは、金融商品または企業・政府などについて、その信用状態に関する評価の結果を記号や数字を用いて表示した等級(信用格付け)を付与する企業。
国や金融商品について、どのくらい信用できるかを指標で表し、機関投資家などが判断する際の参考にする指標のようです。
シンガポールの格付けはビッグ3からAAAの評価を得ている
別に今日発表されたわけじゃなくてずっと前からのようです。今、この3社全てからAAA評価を得ている国は11カ国だけらしい。ちなみに日本はどのくらいかというと
- S&P A+
- Moody's A1
- Fitch A
格付け会社ごとに表現方法が異なりますが、いずれもシンガポールよりも低くなっています。シンガポールがここまで高評価を得ている背景としては、財政が長年にわたって黒字であり続けていることとのこと。
法人税を下げ、外国企業の誘致に成功しシンガポールには大量のお金が入ってきます。この傾向が今後も続けば、財政は安泰のようです。
世界の金融センターとしてのシンガポール
シンガポールには世界各国の金融機関がこぞって拠点を構えています。
金融センター(きんゆうセンター、英: financial centre)は、銀行、証券会社、保険会社など金融業において中心的な役割を持つ市場・都市・地域のことである。
世界金融センター指数というものがあるらしく、シンガポールはロンドン、ニューヨークに続いて3位。東京は5位となっています。資本がこの小さな国に集中し、財政も潤っているんですね。
最後に
ここまでの発展を遂げてきた理由は、リークアンユーという偉大な指導者がいたこと。これに尽きるとシンガポールはみんな思っています。シンガポールを建国した人。彼のリーダーシップによって、公用語は中国語でなく英語になり、海外の企業誘致を積極的に実施して、お金、人、モノをこの小さな国にどんどん集めてきました。
彼が昨年亡くなり、今後のシンガポールの舵取りは次世代へ引き継がれましたが、今後も発展がすごく楽しみです。
あと、一つの記事から知らない単語をたどって調べるのおもしろいですね。今はうわべだけだけど、そのうちもっと深く考察していきたいものです。
それではまた次回。